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訪問看護の料金は?保険別費用を解説


「訪問看護を利用したいけれど、料金はいくらかかるの?」
「介護保険と医療保険では、自己負担額が違うの?」
「週に2回利用すると、月額でどのくらい必要になる?」
訪問看護を検討する際、費用について不安を感じる方は少なくありません。
訪問看護は、看護師などの専門職がご自宅を訪問し、健康状態の観察や医療的ケア、療養生活の支援などを行うサービスです。
介護保険や医療保険を利用できるため、一定の条件を満たすことで自己負担を抑えながら専門的な支援を受けられます。
ただし、実際の訪問看護の料金は、利用する保険制度、訪問時間、訪問回数、自己負担割合、各種加算などによって異なります。
この記事では、仙台市で訪問看護を提供する「うちケア訪問看護リハビリステーション」が、訪問看護の料金体系と費用の目安をわかりやすく解説します。
1. 訪問看護の料金は介護保険と医療保険で異なる
訪問看護の料金を理解するうえで、最初に知っておきたいのが、介護保険と医療保険の違いです。
訪問看護は、利用者の年齢や病状、要介護認定の状況などに応じて、適用される保険制度が決まります。
| 比較項目 | 介護保険 | 医療保険 |
|---|---|---|
| 主な対象 | 要支援・要介護認定を受けた方 | 医療保険の適用条件を満たす方 |
| 自己負担割合 | 原則1〜3割 | 年齢・所得等により1〜3割 |
| 料金の基本 | 訪問時間に応じた単位数 | 訪問看護療養費等 |
| 訪問回数 | ケアプラン等に基づく | 原則週3日まで、例外あり |
| 利用条件 | 主治医の指示書など | 主治医の指示書など |
原則として、要介護・要支援認定を受けた方は介護保険が優先されます。
ただし、末期の悪性腫瘍や厚生労働大臣が定める疾病等に該当する場合、特別訪問看護指示書が交付された場合などは、医療保険による訪問看護の対象となることがあります。
適用される制度によって料金の計算方法が異なるため、まずは自分がどちらの保険を利用するのかを確認することが大切です。
2. 介護保険による訪問看護の料金
介護保険による訪問看護では、訪問時間やサービス内容に応じた単位数をもとに料金が計算されます。
訪問看護ステーションから看護師が訪問する場合の基本単位数は、次のとおりです。
| 訪問時間 | 基本単位数 |
|---|---|
| 20分未満 | 314単位 |
| 30分未満 | 471単位 |
| 30分以上60分未満 | 823単位 |
| 60分以上90分未満 | 1,128単位 |
※指定訪問看護ステーションからの訪問看護(要介護者向け)の基本単位数です。20分未満の訪問には算定条件があります。要支援者向けの介護予防訪問看護は単位数が異なります。
厚生労働省
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介護保険では、基本単位数に地域区分に応じた1単位あたりの単価を掛けて費用を計算します。
そのため、単位数がそのまま円単位の請求額になるわけではありません。
また、緊急時訪問看護加算や特別管理加算などが適用される場合は、基本料金に加算されます。
介護保険で週2回利用した場合の費用例
例えば、看護師による30分以上60分未満の訪問を週2回、月8回利用するケースを考えてみましょう。
基本単位数は823単位です。
823単位 × 8回 = 6,584単位
仮に1単位10円として計算した場合、基本部分の費用は65,840円となります。
自己負担割合別の目安は次のとおりです。
| 自己負担割合 | 月額の目安 |
|---|---|
| 1割 | 約6,584円 |
| 2割 | 約13,168円 |
| 3割 | 約19,752円 |
※これは計算方法を示すための仮定例です。仙台市の実際の地域単価、各種加算、端数処理等を反映した請求額ではありません。
このように、訪問看護の料金は、訪問時間や回数によって変動します。
3. 医療保険による訪問看護の料金
医療保険による訪問看護では、訪問看護基本療養費や訪問看護管理療養費などを組み合わせて料金が計算されます。
一般的な訪問看護基本療養費(Ⅰ)のうち、看護師による訪問の基本料金は次のとおりです。
| 訪問日数 | 基本療養費 |
|---|---|
| 週3日目まで | 5,550円/日 |
| 週4日目以降 | 6,550円/日 |
※上記は基本療養費の一例であり、管理療養費や各種加算は含まれていません。訪問条件や利用者の状況によって算定内容は異なります。
厚生労働省
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医療保険では、この基本療養費に加え、訪問看護管理療養費などが算定されるため、基本療養費だけで月額料金を判断することはできません。
医療保険で週1回利用した場合
医療保険で週1回、月4回訪問看護を利用する場合は、4回分の基本療養費に加えて、訪問看護管理療養費や該当する加算などが計算されます。
例えば、基本療養費だけを計算すると、
5,550円 × 4回 = 22,200円
となります。
ただし、これはあくまで基本療養費の合計であり、実際の月額料金ではありません。
訪問看護管理療養費は、月の初日と2日目以降で金額が異なり、ステーションの届出状況などによっても変わります。
そのため、医療保険による訪問看護の費用を知りたい場合は、利用する訪問看護ステーションに個別の見積もりを依頼することをおすすめします。
4. 訪問看護の料金に追加される加算とは?
訪問看護の料金は、基本料金だけでなく、利用者の病状や必要な支援内容によって各種加算が発生する場合があります。
加算とは、通常の訪問看護に加えて、特別な管理や緊急時の対応などを行う場合に算定される費用です。
主な加算には、次のようなものがあります。
① 緊急時訪問看護加算・24時間対応体制加算
在宅療養では、夜間や休日に体調が急変することがあります。
介護保険では「緊急時訪問看護加算」、医療保険では「24時間対応体制加算」などが設けられています。
これらは、利用者やご家族からの緊急相談に対応できる体制を評価するものです。
実際に緊急訪問を行った場合には、別途費用が発生することもあります。
② 特別管理加算
医療的な管理が必要な利用者に対して、計画的な管理を行う場合に算定される加算です。
例えば、在宅酸素療法、留置カテーテル、人工呼吸器などを使用している方が対象となる場合があります。
対象となる状態や算定条件は、介護保険と医療保険で異なります。
③ ターミナルケアに関する加算
がんの終末期など、自宅で最期まで過ごすことを希望される方に対して、必要な療養支援や看取りのケアを提供する場合に算定されることがあります。
利用者ご本人の意思を尊重しながら、ご家族への精神的な支援や主治医との連携も行います。
④ その他の加算
訪問看護では、利用者の状況に応じて、初回加算、退院時共同指導加算、複数名訪問に関する加算などが適用される場合があります。
実際の費用は基本料金と各種加算を合わせて計算されるため、契約前に月額の見込みを確認することが大切です。
5. 訪問看護の費用負担を軽減できる制度
訪問看護を継続的に利用する場合、費用が家計の負担になることもあります。
しかし、条件を満たすことで自己負担を軽減できる公的制度があります。
高額療養費制度
医療保険による訪問看護では、高額療養費制度の対象となる場合があります。
高額療養費制度とは、同じ月に支払った対象医療費の自己負担額が、年齢や所得に応じた上限額を超えた場合に、その超えた金額が支給される制度です。
詳しくは、厚生労働省の高額療養費制度に関する案内をご確認ください。
高額介護サービス費制度
介護保険による訪問看護では、介護保険サービスの自己負担額が一定の上限を超えた場合、高額介護サービス費が支給されることがあります。
上限額は世帯の所得状況などによって異なります。
なお、食費や居住費、支給限度基準額を超えたサービス費用などは対象外です。
自立支援医療制度
精神疾患などで継続的な医療が必要な方は、自立支援医療(精神通院医療)を利用できる場合があります。
対象となる精神科訪問看護についても、自己負担の軽減につながることがあります。
詳しくは、厚生労働省の自立支援医療制度をご確認ください。
6. 訪問看護の料金についてよくある質問
Q1. 訪問看護は週に何回利用できますか?
介護保険の場合は、主治医の指示やケアプラン、支給限度基準額などを踏まえて訪問回数を調整します。
医療保険の場合は原則として週3日までですが、厚生労働大臣が定める疾病等に該当する場合や特別訪問看護指示書が交付された場合などは、週4日以上の訪問が認められることがあります。
Q2. 訪問看護は1回だけでも利用できますか?
はい。必要性や保険適用条件を満たせば、短期間や単回での利用が可能な場合があります。
ただし、保険適用の訪問看護には原則として主治医の訪問看護指示書が必要です。
Q3. 要介護認定を受けていなくても利用できますか?
はい。要介護認定を受けていない方でも、医療保険の適用条件を満たす場合には訪問看護を利用できます。
年齢や病状によって適用される制度が異なるため、事前の確認が必要です。
Q4. 生活保護を受給している場合、訪問看護の費用はどうなりますか?
生活保護を受給している方は、医療扶助や介護扶助の対象となる場合があります。
自己負担の有無や利用手続きについては、担当ケースワーカーなどへの確認が必要です。
Q5. 訪問看護の料金はどこに相談すればよいですか?
利用を検討している訪問看護ステーションへ直接相談できます。
主治医や担当ケアマネジャーを通じて相談することも可能です。
7. 仙台市で訪問看護の料金についてお悩みの方へ
うちケア訪問看護リハビリステーションでは、仙台市を中心に、看護師やリハビリ専門職による在宅療養支援を行っています。
私たちが大切にしているのは、病気や障がいだけでなく、ご本人がどのような生活を望んでいるかということです。
訪問看護を利用する際には、必要な医療的ケアだけでなく、費用面の不安についても丁寧に確認することが重要だと考えています。
「訪問看護を利用したいけれど、費用が心配」
「介護保険と医療保険のどちらが使えるかわからない」
「週に何回利用できるのか相談したい」
このようなお悩みがある方は、まずはお気軽にご相談ください。
すべての人に、自分らしいおうち生活を。
私たちは、医療福祉の専門性を生かし、地域の皆さまが住み慣れた場所で安心して暮らし続けられるよう支援してまいります。
訪問看護についてのご相談は、株式会社Uchi care公式ホームページからお問い合わせください。
8. まとめ|訪問看護の料金は保険制度や利用内容によって異なる
訪問看護の料金は、介護保険と医療保険で計算方法が異なります。
また、訪問回数や時間、自己負担割合、各種加算によっても実際の費用は変わります。
そのため、インターネット上の料金表だけで判断せず、ご自身の状況に合わせた見積もりを確認することが大切です。
訪問看護は、病気や障がいがあっても、住み慣れた自宅で安心して生活するための重要なサービスです。
費用に不安がある場合も、公的な負担軽減制度を利用できる可能性があります。
仙台市で訪問看護の利用を検討している方は、うちケア訪問看護リハビリステーションへお気軽にご相談ください。


